野球の本場アメリカでトップレベルの指導を体感！

大学野球部最終年のシーズンを終え、夏休みを利用してアメリカ・フロリダ州にあるメジャーリーガー育成アカデミーに2名の投手が体験参加しました。


「ベースボールの最高峰であるアメリカでは、どのような指導をしているのか体験したかった。」というＦ大学に通う一馬選手と喜世選手。1週間のアメリカ観光の途中、2日間を利用してアカデミーに参加。初めてのアメリカ旅行で不安を抱いていたものの、コーチ陣やアカデミー生が2人を暖かく迎えてくれたので、一気に雰囲気に溶け込めたようです。

明るくて面倒見の良い、コーチ兼ＭＬＢスカウトのエディーコーチとの1枚。


2人はスカウト陣の前でピッチングも披露。マウンドの硬さ、傾斜、ボールの質、キャッチャーの雰囲気、日本とは異なった環境。「あまり気にならなかった。」と2人は難なく順応できました。キャッチャーを座らせ約30球投げ込みを行いました。




元メジャーリーガーのクリス投手コーチからは、下半身の使い方とリリースポイントについて指導を受けました。下半身を沈めて投げる日本人に比べ、アメリカ人投手は踏み出した足を深くは曲げません。力をキャッチャー方向に伝えるため、膝は最小限に曲げてリリースポイントに全ての力を伝達させます。


短期間ではすぐに変わることではありませんが、「とても投げすかった」と一馬選手。ブルペン投球の他にも、コンディショニングトレーニングや、ケア方法などワンランク上のレベルに到達するためのポイントをしっかりと学べたようです。

練習後は、エディーコーチの自宅でディナーパーティー。「メジャーリーガーはこういうの食べてるから大きくなるんだ！」とジョーク好きのエディーコーチ。お腹いっぱいご馳走になりました。




夜はメジャーリーグ観戦。タンパベイレイズとレッドソックスの一戦です。初めてみるメジャーリーグに2人は大興奮。観戦中はクリスコーチと、元ヤンキースのアーロンコーチの『特別レッスン』付きで、一味違った野球観戦を楽しむことができました。








2日間の短期間ではありましたが、中身の濃い『メジャーリーグ育成プログラム』を体験した一馬選手と喜世選手。「来年、またアメリカに戻ります！」と今後の明確な目標設定が作れたようです。

最後にアカデミー生と記念写真！「次会う時は、プロの世界で！！」