この度起きた東北関東大震災の影響で、暗いニュースが続いておりますが、先日センバツ甲子園が開幕しました!入場行進をする全選手の表情からは特別な思いが伝わってきました。

その中でも一際歓声が大きかったのは、宮城県代表の東北高校。一時は出場すら危ぶまれましたが、胸を張っての堂々たる行進でした。今なお苦しむ被災地の方々の思いを1つにし、全国へ夢と感動を与えてくれることでしょう。

そんな全国屈指の強豪校である東北高校のピンストライプのユニフォームに身にまとった選手たちの中に1人、私は特別な思いでテレビから声援を送った選手がいました。
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   東北高校 内野手  

   工藤圭祐選手
   
   背番号 15
   







彼は2年前の夏に、ベースボールコミュニケーションの「夏休みロサンゼルス野球留学」参加してくれました。

当時まだ中学3年生だった工藤君は、非常にまじめで、野球だけでなく英語のレッスンに対しても一生懸命でした。リーダシップもあり、日本人だけでなくアメリカ人野球少年たちもプレーで引っ張ってくれました。

「僕は地元の東北高校に入って、ジーターみたいな選手になって活躍したいです!」

と、ヤンキースの試合を観戦した帰りのバスで将来の夢を語ってくれていました。 それほどメジャーリーグの試合が衝撃的で、彼の目にはその時、しっかりとした「将来の目標」として映ったのでしょう。
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アメリカでお世話になったホストファミリーからも震災直後に連絡がありました。残念ながら、工藤選手とは直接連絡が取れていない状態ですが、2年前抱いた夢が現実になった今、甲子園で思い切ってプレーして下さい!みんな応援してるぞ!!

頑張れ工藤選手!
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【毎日新聞で工藤選手のインタビューが紹介されました!】

春の絆 '11東北センバツ





<東北高校の初戦>
大会6日目 3月28日(月)

第一試合  対 大垣日大(岐阜)